2012年10月3日水曜日

2歳新馬戦、初陣


阪神5Rメイクデビュー(芝1400メートル)は、和田竜二騎手騎乗の5番人気マイネチャーム(牝、父アグネスタキオン、母マイネサマンサ、母の父ディアブロ、栗東・中村均)が道中2番手から直線で逃げ馬をかわして初陣を飾った。タイムは1分24秒1(稍重)。1馬身1/4差の2着には4番人気チョウワンダー、さらにハナ差の3着には7番人気ミノディエールが入った。単勝1.6倍と圧倒的な人気を背負ったティズトレメンダスは6着に終わった。マイネチャームは逃げるチョウワンダーを見つつ2馬身ほど離れた2番手を追走。3角で逃げ馬との差を一気に詰め、直線の入り口で先頭に並びかけると、残り200メートルで単独の先頭に。その後も力強い脚取りで差を広げると、追い込んだミノディエール、ベアトリッツの追撃もものともせず快勝した。マイネチャームの母マイネサマンサは京都牝馬S、中山牝馬Sの勝ち馬で、秋華賞でも5着に入るなど活躍した。また阪神6Rメイクデビュー(ダート1400メートル)は、秋山真一郎騎手騎乗の5番人気フィールドゴーゴー(牡、父アルデバラン2、母ジョイラックノート、母の父サクラバクシンオー、栗東・野村彰彦)が直線での3頭の叩き合いを制した。タイムは1分25秒8(重)。1/2馬身差の2着には8番人気ゴールドチェイス、さらにアタマ差の3着には4番人気ワンダーアベニールが入った。1番人気のミッキーマンデーは7着。道中は縦長の展開となり、フィールドゴーゴーは好位を追走した。4コーナーを回って外から鋭く伸びると、直線半ばで逃げたゴールドチェイス、内から伸びたワンダーアベニールと3頭が抜け出し叩き合いに。いったん脚いろが揃ったものの、フィールドゴーゴーが残り50mで粘る2頭を競り落とし、先頭でゴールを駆け抜けた。